肩の痛み

どうしても肩が上がらない!
貴方の肩は五十肩ではないかもしれません。

横山療術院にご相談ください!


五十肩

真正の五十肩

五十肩(肩関節周囲炎)とは50歳前後の人に現われやすい肩にズキズキ痛みが出て動かなくなる症状です。五十肩は筋肉ではなく、関節に問題が生じたことによる病気で、通常の肩こりとは異なり、肩の関節を動かすことで激しい痛みが生じ、例えばシャツを着たり脱いだりする動作がつらくなります。

昔からいわれていることですが、頭の後ろで髪を結う動作、腰の後ろで帯を結ぶ動作が難しくなるのが特徴です。その痛みは、肩から腕にかけて感じることが多く、腕を上げようとする時に痛みます。

五十肩は耳慣れた言葉で身近な印象ですが、実際のところは、肩の痛みで腕が上がらないと訴える人のうち、五十肩と診断される割合は約25%と言われています。4人に3人は別の病気なのです。

 

五十肩(肩関節周囲炎)以外の肩の痛み

それ以外の症状として大きく分けて二つあります。
一つは、肩からくる五十肩ではない病気。もうひとつは、肩以外からくる五十肩に似た症状が出るものです。

肩が原因で五十肩ではない痛み

◆腱板断裂(けんばんだんれつ)
肩からくる病気のなかでもっとも多いのが腱板断裂(けんばんだんれつ)です。

腱板とは、肩甲骨(けんこうこつ)から出る棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、小円筋(しょうえんきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)という4つの筋肉が合わさって上腕骨につく腱のことをいいます。腱とは筋肉が骨に付着している部分のことです。

さらに、腱板のまわりには骨と骨をつなぐ強靭なヒモ状の靭帯(じんたい)があり、関節が安定した動きをするようにサポートしています。この靭帯は、加齢とともにコラーゲンが少なくなり、水分が抜けて厚く硬くなります。
肌のコラーゲンと水分が少なくなって乾燥すると、皮膚がめくれてガサガサするのと同じようなものです。この靭帯の厚く硬くなった部分によって腱がこすれ、だんだんとほころび、やがて切れる。これが腱板断裂です。

◆石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)

夜間に突然生じる激烈な肩関節の疼痛で始まる事が多いです。
石灰が腱板に沈着することによって、ある朝起きたら突然しびれたように痛くてまったく動かせなくなります。これも五十肩と間違えやすいです。

40~50歳代の女性に多くみられます。肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって急性の炎症が生じる事によって起こる肩の疼痛・運動制限です。

この石灰は、当初は濃厚なミルク状で、時がたつにつれ、練り歯磨き状、石膏(せっこう)状へと硬く変化していきます。
石灰が、どんどんたまって膨らんでくると痛みが増してきます。そして、腱板から滑液包内に破れ出る時に激痛となります。

◆肩峰下滑液包炎
肩関節にある肩峰下滑液包が炎症を起こし痛みを発生するものです

◆この他、関節リウマチ、変形性肩関節症なども考えられます。

 

肩以外の原因からくる痛み

肩以外からくる病気もさまざまです。

◆その多くは首の神経からくる痛みです。
7つある頸椎のうち5番目の神経が圧迫されると肩が麻痺したように痛くなります。この場合は、首の動きで症状が変化するので原因が首だとわかります。

◆手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)
など手首の神経の病気でも肩は痛くなります。

◆内臓の病気による痛み
狭心症など心臓に疾患があると、左肩に痛みが出ます。
肩の痛みから検査を重ねた末、ろっ骨や肩甲骨のあたりに胃がんが転移していたことがわかったケースもありました。

このように、五十肩ではないことも多くありまので長引くようなら必ず専門医に診てもらうことも大切です。

 

寝相からくる肩の痛み

◆横山療術院でよくある症状で寝相の問題があります。
寝る体勢がいつも横向きで同じ方向で寝ている人は、下になった肩が自分の重さで圧迫され肩に過度な負担がかかり肩が痛くなるケースです。

この場合肘なども痛めてたりすることもありますのでご注意ください。

 

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