首の痛みは横山療術院にご相談ください!
首は頭の重みを常に支えているために無理が起こりやすく、寝違えやパソコン、スマートホンの過度の使用などによって痛みを感じることも多い部位と考えられます。
頚椎は7つの骨から構成され前弯(前方凸の曲がり)を呈しています。
四肢を支配する神経が頸椎から出ているため、頸椎に問題が出るといろいろな症状が出ます。
首痛の種類
原因により、首の痛みに伴って起こりやすい症状は異なります。
筋肉などが原因の場合には、首が回らない、肩こり、頭痛などが起こることもあります。
神経の圧迫などが起こっている場合には、手のしびれなどにも注意が必要です。
甲状腺の病気や何らかの感染などの場合には、首の腫れや喉の痛みなどを自覚することもあるでしょう。
首痛の症状と原因
【姿勢の問題からの痛み】
普段の姿勢の問題で首の痛みが出てきます。
同じ姿勢を続けると筋膜が癒着をおこし、筋肉も疲労を起こし首に痛みが出てきます。
症状
同じ姿勢が続くことにより首が動きにくくなり、痛みを発症します。
腕の使い過ぎでも痛みが出ます。
原因
スマートホンの使い過ぎ、パソコンを使用する時の首が少し前に倒れることで、首の筋膜が癒着をおこし、痛みを発症します。
寝相での無理な姿勢で痛みが出、動きも制限されます。
【頚椎椎間板ヘルニア】
症状
頸椎に出来たヘルニアにより神経根が圧迫されることで、首や肩、腕に痛みやしびれが出たり、箸が使いにくくなったり、ボタンがかけづらくなったりします。
また、足のもつれ、歩行障害が出ることもあります。
首を後方や斜め後方へそらせると腕や手に痛み、しびれが強くなります。
原因
背骨をつなぐクッションの役割をしている椎間板が主に加齢変化により後方に飛び出すことによって起こります。
30~50歳代に多く、しばし原因もなく突然に発症します。
悪い姿勢での仕事やスポーツなどが誘因になることもあります。
飛び出す場所により、神経根の圧迫、脊髄の圧迫あるいは両者の圧迫が生じます。
【胸郭出口症候群】
症状
つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じます。
また、腕の小指側に沿ってうずくような、ときには刺すような痛みと、しびれ感、ビリビリ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。
原因
上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経叢(通常脊髄から出て来る第5頚神経から第8頚神経と第1胸神経から形成される)と鎖骨下動脈は、①前斜角筋と中斜角筋の間、②鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙、③小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方を走行しますが、それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性があります。
【頚椎症】
症状
ボタンのはめ外し、お箸の使用、字を書くことなどが不器用になったり、歩行で脚がもつれるような感じや階段で手すりを持つようになったりという症状が出ます。手足のしびれも出てきます。
比較的若年の方であれば、かけ足やケンケンをしにくくなるなどの軽度の症状を自覚できますが、高齢者では気づくのが遅れる場合があります。
原因
加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)の変化によって、頚椎の脊柱管(骨の孔)の中にある脊髄が圧迫されて症状が出ます。