慢性の肩こりでお困りの方は整体院・横山療術院へ!
国民病ともいわれる「肩こり」。
頭と首を支えている肩周辺の筋が疲労することであらわれる、頭部から肩、背中にかけての硬くなった感じ・重だるい・張り感・痛みなどの感覚を総称して「肩こり」と呼んでいます。
最近では肩こり人口は年々増加を続け、中でも肩こりを訴える子どもが急増中です。
ここでは肩こりのメカニズムなどについて説明します。
肩こり
肩こりの原因は色々ありますが特に多い「筋膜の癒着」についてまとめました。
筋膜の癒着が原因で起こる「肩こり」の主な原因は同一姿勢によるものが多く、また筋肉を使わないために起こるもの、反対に使い過ぎで起こるものがあります。
長時間同じ姿勢、悪い姿勢、疲労やストレス、生活習慣などによって、筋膜が癒着を起こし「肩こり」になっていきます。
また筋肉を使わないために起こる「肩こり」も多くあります。
これが、筋膜の癒着によって起きる肩こりのメカニズムです。
肩こりの原因
姿勢
おなじ姿勢や無理な悪い姿勢が長時間続くことで特定の筋膜が癒着を起こしていきます。
それによって筋肉の動きが悪くなり、それが日々繰り返されると、筋膜の癒着が慢性的になり、慢性肩こりを感じるようになります。
手、腕など使いすぎ
指、手、腕の筋肉を過度に使うとその筋肉が疲労しやすくなり、その結果肩首にも負担がかかり、肩こりを発症することもあります。
特に最近ではパソコンのキー操作やマウス操作による肩こりが増えています。
目の疲れ
常にピントを合わせなくてはならないような細かい作業が続いた場合、焦点を調整する筋肉が酷使されその機能が低下することがあります。
それにより目の疲れが原因で、肩こりを起こす筋肉(首、後頭部、肩の筋肉)が緊張するようになり、肩こりや首スジの張りを生じます。
精神的な緊張による原因
苦手なことなどするとき精神的なストレスにより、体を緊張させる神経の働きにより、首・肩周辺や背中上部の筋肉が硬くなってしまうことがあります。
これがもとで肩周辺の筋膜が癒着を起こし、肩こりが起きてきます。
冷え性
寒い場所に長時間いると、筋肉は自然と力が入り、毛細血管を収縮させ体温を逃がさないように反応します。
こうした状態は血液の循環を悪くさせるために、筋肉にたまった疲労物質がなかなか排出されません。
そうしてがんこな肩こりを引き起こします
寒い冬ばかりでなく、夏に冷房のきいた部屋で過ごす時にも起きるので十分注意しましょう。
筋膜や筋肉が原因ではない肩こり
肩こりには内臓の病気がもとで、肩こりの症状で信号を発する時があります
◆次のような症状が複数思い当たる時は、専門の医師に相談をして下さい。
- 今までと違う肩こりを感じ、片方の肩だけがこる
- 早朝から肩こりがする
- 体全体がだるい
- 発熱が続く
- 胸に痛みがある
- 指先などの関節が腫れる
- 手がしびれる・こわばる
- 食べているのに痩せる
- 血尿やたんぱく尿が出る
肩こりの解消法
肩こりでは、腕の使い過ぎや使わな過ぎで、筋膜が癒着をおこし肩こりが生じてきます。また、筋肉が緊張し硬くなるとこりが生じると、血液循環が悪くなり、そうなると筋肉への必要な酸素や栄養が運ばれなくり、酸欠状態に陥ります。
これらが、肩こりを慢性化させるきっかけとなるのですが、慢性化を予防、解消するために、自分自身でも身体を動かし、その筋膜の癒着を防止したり、筋肉の血行の改善を行なう必要があります。
姿勢の改善対策
慢性の肩こりの対策は⇒ご自分の日常の姿勢を見直しましょう!
普段何気なくとっている姿勢や行動の中に、肩こりを引きおこしている原因が潜んでいることが良くあります。
◆注意したい姿勢
- 長時間、前かがみでパソコン作業をする
- イスに座る時、いつも同じ側の足を組む
- バックなどいつも同じ側の手で持ったり、肩にかける
- 寝転がってテレビを見る
- よく横すわりをする
- 長時間、同じ姿勢になっている
- 高いヒールの靴を履く
- 枕が合っていない
これらのことを十分注意し、肩こりの慢性化にならないようにましょう
正しい姿勢とは、肩こりを防ぐための最大の対策です!
筋膜の癒着
対策は⇒長時間同じ姿勢をとらない
肩こりの原因の中で、一番多くみられるのは「筋膜の癒着」によるものです。
長時間での同じ姿勢を続け、これに伴う「不良姿勢」などで、筋膜のゆちゃくを招きやすくなり血液循環が悪くなり肩こりが起きてきます。
それを防ぐためには、同じ姿勢が続いた時は途中に軽い運動や、気持の良いストレッチなどを行ないましょう。
ネコや犬も必ず背伸びしますよね!
私たちも同じ姿勢が続いたら背伸びしましょうね!
運動不足
肩こりの対策は⇒運動をして、筋肉のポンプを活用を!
肩こりの主な原因は肩の筋肉の血行不良によるものですが、血液の流れ心臓だけではなく、筋肉のポンプ作用に頼るところも大きいのです。
筋肉が活動することで筋肉のポンプが活動し血液循環が良くなります。
そのためには筋肉を動かすこと、意識をして適度な運動することは、何よりも大事な肩こり治療になります。
目の疲れ
肩こりの対策は⇒目を酷使しないことですよ!
目の神経と体の筋肉は、密接に関係しています。
視神経や目の周りの筋肉の疲労は、肩こりの原因となります。
目に疲れをためない工夫をしましょう。
・パソコン、テレビ、読書目を酷使していませんか?
・メガネはあっているますか?
・眼科疾患からくる眼の疲れはありませんか?
ストレスを溜め込まない
ストレスなど感情が不安定になると、自律神経が乱れ血液循環が悪くなり、肩こりの原因にもなります。
ストレスなどを上手に発散しましょう。
冷え性
肩こりの対策は⇒冷え性の改善工夫をしましょう!
女性に多いのが冷え性による肩こりです。
冷えにより血液循環が悪くなり、肩こりが起きてきます。
暖かい服を着たり、体を適度に動かすなどして、血流の促進を心がけましょう。
◆特に次のようなことを意識して工夫しましょう!
- 衣服の工夫
手や足は冷やさないようにしましょう。
また首、手首、足首のように「首」を暖めるといいですよ! - お風呂の入り方の工夫
40℃前後の「ちょっとぬるめかな?」と感じるくらいのお湯の温度が適温です。
足湯も効果があります。
足湯は少し熱いお湯(42~43度)でもいいです。
足を深めの容器に入れ10分ほど入れましょう。
半身欲なども効果があります
- 食生活の面の工夫
甘いものは体を冷やし、痛みなども悪化させます。
甘いもののとりすぎには注意しましょう。
生野菜や果物などは、体を冷やしてしまうので冷え性には逆効果です。
野菜は、煮たり茹でたりした温かいものを食べるようにしましょう。