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内灘町で筋膜ケアに特化した施術の筋膜整体と鍼灸を受けることが出来る治療院です。

本日は「胸椎(きょうつい)」についてお伝えさせていただきます。
頸椎や腰椎は有名だけど、意外と知られていないのが胸椎。
そんな胸椎ですが、実は体を健康な状態を保つうえで非常に重要なポイントになってきます。
そもそも「胸椎(きょうつい)」とは?
胸椎は背骨(脊柱)の真ん中にある12個の椎骨で構成されていて、首の骨(頸椎)と腰の骨(腰椎)の間に位置しています。この12個の骨が縦に並ぶことで、体幹の安定を支え、肋骨と連結して「胸郭(きょうかく)」という骨のかごを形成しています。

胸椎の構造と役割
胸椎は単なる“背骨の一部”ではありません。以下のような重要な役割を担っています。
・体幹の安定:胸椎は背骨の中央で体を支える柱のような存在。姿勢の維持に欠かせません。
・臓器の保護:肋骨と連動して胸郭を形成し、心臓や肺といった重要な臓器を守ります。
・神経の通り道:胸椎の中には脊髄が通っており、神経伝達の要所でもあります。
・呼吸への関与:胸椎の柔軟性があることで、肋骨がスムーズに動き、深い呼吸が可能になります。
胸椎の動きが悪くなると、体はどうなる?
胸椎は本来、回旋(ひねり)や伸展(反らし)、側屈(横に倒す)といった動きができる構造になっているが、現代人の生活ではこの動きが制限されがちです。特に長時間のデスクワークやスマホ操作で猫背になっていると、胸椎が固まりやすくなります。
その結果、体にはこのような影響が起きる可能性があります・・・
1.肩こり・首こりの悪化
胸椎が動かないと、肩甲骨の動きも制限されて、肩や首に余計な負担がかかります。特にデスクワークやスマホを長時間使う人に多い症状です。
2.腰痛の原因
胸椎の回旋が制限されると、本来あまり回旋しない腰椎が代わりに動こうとして、腰に負担が集中します。これがぎっくり腰や慢性腰痛の原因になることも考えられます。
3.呼吸が浅くなる
胸椎が硬くなると、肋骨の動きも制限されて、胸郭が広がりにくくなります。すると肺が十分に膨らまず、浅い呼吸になってしまいます。これが続くと、疲れやすさや集中力の低下にもつながります。
4. 自律神経の乱れ
胸椎は交感神経と深く関わっていて、動きが悪くなると交感神経が過剰に働きやすくなります。これがストレスホルモンの増加や睡眠の質の低下、慢性的な疲労感などを引き起こすこともあります。
院長から一言
胸椎は目立たないけれどとても大切な存在です。日々の姿勢や呼吸、体のバランスにまで影響を与えるからこそ、しっかりとケアをしてあげることが大切です。

■この記事を書いた横山昇吾は国家資格保有者です
鍼師:第194638号 灸師:第194409号
お客様に寄り添うことの出来る施術者でありたいという願いから、30歳を過ぎて医療資格である鍼灸師の専門学校に通いました。
夜間部の学校に3年間通い仕事との両立で難航することもありましたが、お客様に寄り添える施術者でありたいという強い思いがあったからこそ最後まで乗り切ることが出来ました。
卒業時には生徒代表として登壇することが出来ました。
現在では腰痛肩こり専門家として地域の皆様へ健康のサポートをさせていただく傍ら、石川県水泳協会医科学委員に所属しトレーナーとして大会や合宿に帯同し、トップ選手のケアをおこないスポーツの分野でも活躍しています。
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